猫は大きな音が嫌いだというので、最初の頃はドアを閉め切って気を使いながらドライヤーを使っていた。
しかしすぐに慣れて平気になったようだ。
景虎さんはストーカー系ひっつき猫なので、ドライヤー中も近くで私を観察している。
洗面台横の洗濯機の上が定位置だ。
ドライヤーの音が大丈夫になったとは言えわざわざうるさいところに近づかなくても良いと思うのだが。
寝ている時以外はドライヤーの音がすると自分から来てしまうので、私も今は遠慮するのはやめた。
ただあまりうるさいのは可哀想な気がしてついついヘアドライを早めに切り上げてしまう。
ドライヤーが終わると抱っこをせがまれる。
何という甘えん坊!
音は嫌なのに近くに居たくて来てしまうのか?
可愛すぎてどうにかなりそう!
とまだ湿った髪の毛のまま猫を抱いて悶える夜。