今日は半年に一度あるマンションの消防設備点検の実施日だった。
押し入れの中まで点検が入るので、逃げ場が無いだろうと景虎さんにはケージの中で待機してもらった。
火災報知機の音に驚いて逃げ出すのが心配なので、ケージのドアもこの日だけは鍵をかけて閉じ込めている。
お迎え前にケージを買うかどうか調べた際には、「キッチンで火を使う時やアイロンの時などにも猫を入れておくと危なくない」という意見を見てなるほどそうしようと思っていたが、結局そんな使い方はできていない。
危ないと思う時は多々あるのだが、自由にうろうろしたり寝ている景虎さんを都合に合わせてケージに入れるのは可哀想だし現実的でなく、習慣化できなかった。
それでも今日のように業者さんが出入りする時にはやはりあると便利。
最初出せ出せと抗議していた景虎さんだが、ジリジリ音が鳴り始めると蹲ってじっとしていた。
終わって出せばタッタカ元気に走り回っていたので大丈夫だろう。
猫はストレスに弱いと言うが、多少は慣れておくのも必要な気がする。
午後は庭にも業者さんが入ったが、家の外なら意外と平気なのか、わざわざ起きてきて窓辺で興味深げに見学していた。
家に人が来ると逃げて隠れてしまうのに、網戸越しに管理人さんに話しかけられても逃げずにいたことがあった。
縄張りに侵入されるかどうかで警戒度が変わるのだろうか。
景虎さんと暮らして1年3ヶ月程経ったが、まだまだ猫初心者から脱せず疑問は尽きない。
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