ここ2~3週間だろうか。
夜になると猫らしき影が庭に見えるようになった。
景虎さんは大興奮で窓と窓を行き来したり、じっと外を見つめたりしている。
鳴いたり威嚇は全くしない。(お坊ちゃまだから威嚇の仕方を知らないかもしれない・・)
ただし暗いので私としては何かいる?もしかして猫?程度ではっきりと確認できなかった。
少し前に近くまで寄ってきたのでやっとその姿を見ることができた。
意外と小さかったので保護するべきかと迷う。
その日はすぐいなくなってしまったが、また後日更にはっきりとお顔拝見。
よくよく見れば左耳がカットされているのでさくら猫の女の子だと判明。
この辺にも地域猫がいたとは知らなかった。
大変美猫である。
景虎さんと美男美女でお似合いだー!っと興奮しつつ私も一緒に並んで見つめる。
ただノミや感染症が怖いので網戸の傍まで来たら窓を閉めるようにしており、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
そしてとうとう先日昼間にご登場。
興味津々で見つめる景虎さんを尻目に塀で昼寝までして去っていった。
それからは昼夜関係なくちょこちょこと庭にやってくるようになった。
景虎さんも心待ちにしているように感じる。
惹かれ合っていて仲良くできるならうちの子になるだろうかとつい考えてしまう。
それともただの縄張り確認的な視察であって、相性は関係ないのだろうか。
実は色々な男の子んちでお愛想ふりまいてたり・・?
出会いも多そうだし。
・・・。
何分狭いマンション暮らしで隔離部屋も確保できず、うまくいかなかった場合や病気があった場合に対応ができないため、簡単に手は出せない。
中途半端に猫のことを知ってしまったため、景虎さん最優先で現実的な考え方をするようになってしまった。
一応地域猫なら誰かにお世話してもらっているとは思うのだが一体どこから来るのか。
気になって仕方ないのでここ数日近所の猫がいそうなところをうろうろしてみたところ、通り過ぎるだけで入ったことはなかった神社で地域猫活動のポスターと多くの猫たちを発見した。
うちから100m弱の場所なので一番可能性が高そうだが、いつものあの子は見つけることはできなかった。
別のキジトラ猫さんはいたのだが、かなり厳しい顔立ちをしていて景虎さんとはまるっきり別種のようだ。
いくら飢えることがなくても外の暮らしは厳しいのだろうと胸が痛くなる。
しかし線路と国道の間なので猫には危ない地域だと思っていたが、神社周りは空き地や路地などがあって意外と暮らしやすそうだった。
マンション住まいで子供もいないとご近所情報が皆無になる。
同じ町内に地域猫活動があることを知れたのは一つ収穫だった。
猫を保護するようなことがあれば相談することができるかもしれない。
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